中野区でも虎ノ門と同様の「水増し」が行われていた!?

中野4丁目西地区」でも「同意者数の水増し」問題が発生していることが明らかとなりました。しかも同地区では明らかな水増し行為があったとして地権者有志が準備組合を訴える民事訴訟にまで発展しています。

中野4丁目西地区でいったい何が起きたのか?

ここでは虎ノ門で行なわれたような「土地の細切れ分筆」ではなく、「不当に水増しされた準備組合加入率」を根拠に準備組合が臨時総会を開催し、そこで再開発推進決議を行ったことから、これを問題視した住民側が、水増しされた加入率を根拠に都市計画決定を申請しようとした準備組合を相手取り、東京地裁へ総会決議の取り消し等を求め提訴する事態へと発展し、現在も係争中です。


出所:skyskysky.net
赤枠部分が「中野4丁目西地区」)

中野区は「準備組合加入率」を重視

都市計画決定の実行に際しては、同意率に関する厳密な法的要件は存在しません。そこで達成すべき「同意率」に関しては各自治体が独自の基準を設定しています。
中野区においては、「同意書」が重視される港区とはやや異なり、「準備組合加入率」が重視されると言った状況にあるようです。

そこで中野4丁目西地区の準備組合は

「組合加入率75%。全員が賛成」

と言う、事実とは異なるデータを作り上げ、これを準備組合の総会で決議して都市計画決定の申請を行なおうとしたのだそうです。
しかしこの決議は準備組合員からも不審感を買い、組合員が次々と準備組合から脱退。地元地権者有志が詳細を調査したところ実質的な加入率は僅か50~55%にすぎないことが判明したと言う事件です。

そのからくりの詳細は次回へ。